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ジュエリーとアクセサリー、リフォームとリペアの違って…?

つい先日お母様が使わなくなって貰ったダイヤモンド指輪をお持ちになって、お嬢さま女がご来店されました。
ご本人さまにはボリュームがありすぎるので、右手人差し指に着けていたところ、ある日気がついてみると5石あったダイヤモンドが3つしか留まっておらず、2つ分が空洞になっていました。
なんとか奇跡的に1石は見つけられましたが、結局もうひとつの大きい方の石は見つけることができませんでした。
残されたダイヤモンドを使ってのリフォームも可能なのですが、充分に修理すれば使えるリングでしたので、リペアで対応することにさせていただきました。
実はもともとお母様が購入されたこちらの指輪は、残念なことに構造的なウィークポイントがありました。
それはリングの裏側、特にダイヤモンドが5石並ぶ真下が全く貴金属部分が抜かれているため(恐らく推測ですが、コストを下げる目的でプラチナが少しでも軽くなるように考えて製造されたのでは・・・)、指輪を使用しているとご本人も気がつかないうちにリングの輪がたわみ、その結果ダイヤモンドが留められているレール状の石留め部分も歪み、ダイヤモンドの側面のエッジ(専門用語では、ガードルと呼びます)が食い込むはずの石座切り口からズレ落ちて、ダイヤモンドが外れるという結果を招いておりました。
そこで今回当店にて、失ったダイヤモンドを1石足して、裏側に補強のプラチナブリッジを2本足して、円形が崩れていた形状も極力復元し、最後にリング表面を鏡面磨きし、新品同様に復活させるリペアを施しました。

よくジュエリーとアクセサリーの違いを聞かれることがありますが、簡単に区別すると何度でも、何年経っていても新品同様に復元でき、数十年単位で使用可能な装身具がジュエリーなのではないでしょうか…。

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