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27年目の真実…

ここ数日で一気に秋に切り替わり、上着を着ないと肌寒いぐらいの気候になりました
当店も暑さが引きはじめ多少過ごしやすくなると同時に、様々なご相談にいらっしゃるお客様の来店が増えてまいりました
先日お越しのお客様はご婚約された際にいただいたダイヤモンド婚約指輪を、長い年月が経つうちに指関節などが大きくなり、お出掛けの際にはここ数年きつくて痛いのを我慢してお着けになられていたそうです
今回当店の存在を知り、意を決してサイズを直そうかと考え、まずは相談してみよう・・・と当店へいらっしゃたそうです
早速に拝見させていただいたところ数番もサイズが違う状態で、どうしてこんなに小さいサイズを我慢して着けられていたのかを何気なくお聞きしたところ、27年ぐらい前にご主人様側にこの立て爪指輪を買っていただく際に同席をされていて、販売店の担当者から指輪のサイズを直すと輪(円)を切る、すなわち縁を切ることになり縁起が悪いのであまりされない方が良いようなことを言われたらしいのです
私がそんなことで縁が切れるようなご夫婦では困りますよね…と冗談を交えながら、これだけサイズが合わないと血流を止めあまりよろしくないので、今回は思い切ってサイズを直しピカピカに新品のように仕上げ直しましょう…とお勧めし、お客様も納得されたため次の作業に移り指輪をじっくりと確認したところ・・・???、なんと指輪の腕と呼ばれる輪っかの部分にサイズを直すために一度切断したところを再びつなぎ合わせた痕跡であるロー目と呼ばれる黒い変色がはっきりと見られたのでした

お客様に再度確認をしたところ、勿論いただいた後には一度もサイズを直してないとのことでしたので、おそらく購入時に当時の奥様の指サイズに合わせるためにサイズを直してから納められたと推測しました
お客様が27年壁掛時計もの間、呪文の如く縁を切るに引っかかっていた胸の使えがこれで逆にスッキリとされ、安心してこのたび地金を足してサイズを大きくすることになりました…
(余談ですが…指輪のサイズを一部では整型機などで広げたり、また内側を削ったり、あるいは叩き伸ばして工具サイズ直しをすることがあるのですが、リング腕の厚みやデザイン、金性などにより著しく耐久性が劣化したり、その後の修理などに支障が生じる場合がありますのでくれぐれもご注意ください)
また次のお客様はお母様から譲られたブルーグレーの真珠が168粒も連なるロングネックレスを持ち込まれご相談に見えました
お客様のご希望は、一見簡単な作業と思われがちでいて、実は私どもにしてみると一番やっかいで難しいドッグタイプの3連ネックレスへの仕組み直しの改作でした
お客様はこのスタイルへの改作がずいぶん以前からのご希望だったらしいのですが、それがやっと実現できそうで凄くうれしい・・・と、いまから出来上がりが待ち遠しいわ!…女という笑顔でお帰りになられました
さぁ今度は承ったこちらがドキドキする番です、なにしろ在店中の数分間にお客様の首まわりや寸法のポイントを押さえ、次にお越しの際にはピタリと3列の真珠がきつくもなく緩くもなく綺麗に整列させなければならないのですから…
そこで大手真珠小売店の細かな下請け仕事を専門にされている私の20数年来の旧知の友人にも助けを借り、自画自賛になりますが一列づつ長さを微妙に違えているにも関わらず、3列ともに見事にすべて38粒づつが並んだドッグタイプネックレスが完成いたしました

お客様が見えてお着けになるまでは、実は一回では納まらない可能性もあると覚悟をしておりましたが、早速に再来店され試着していただいところ、お客様から希望通りの出来上がりとお喜びいただき、こちらも嬉しくてパチリと撮影カメラをお許しいただきました・・・
毎日どんなお話が飛び込んでくるかわかりませんが、ジュエリーに関する皆さんのご希望にはよろこんで!可能な限り対応させていただきたいと考えております…よつばのクローバー

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